【"KAGOSHIMA CITY" T-shirt】 | DARGO

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2016/10/05 13:25

いつも熊本発インディーズT-shirtブランド【DARGO】のブログをご覧いただきありがとうございます!

 

 

この度、DARGO 九州ローカルシリーズ第3弾である鹿児島県バージョンのT-shirtのリリースを開始しました。

 

 

 

 


今回のテーマは焼酎のラベルパッケージデザイン。

 

 

いわゆるアドバタイジング(企業広告デザイン)と言われるものです。

 


世界ではビール業界を代表するバドワイザー・コロナビール・パブストや、スープ缶のキャンベルなどが有名ですね。
日本では麒麟ビールも、国内向けデザインと同じロゴを世界へむけて発信しています。

 


どれも元々は商業デザインとして、広義では業界を勝ち抜くために、狭義ではひとつの売場を勝ち抜くため、お客様に手に取っていただくように考えられたデザインたちなんです。

 


古着好きな方ならお気付きだと思いますが、それがファッション性の面でも評価されて、この2016年のビンテージ業界でもモノによっては高値で取引が行われています。(ある古着屋さんがバドの総柄シャツやセーターをインスタに掲載したらあっという間にSOLDするくらいコレクターの多いジャンルなんです)

 


自分たちの企業活動を表現したデザインがアドバタイジング。

 


ファッションとは無関係のデザインだったものが、それが垣根を超えてファッションのジャンルでも活躍するって本当に凄い現象だと思いますし、想いを持ったデザインの魅力を心底感じています。

 


そのリスペクトを踏まえて、そして自分も限界にチャレンジするために今回は世界一おいしい芋焼酎の産地である鹿児島県をイメージするデザインとしてアドバタイジングを採用しました。

 

 

テーマは「鹿児島のとある地域に本社を構える酒造メーカー”DARGO JAPAN 酒造”が芋焼酎の魅力を世界へ発信するために立ち上がった」というものです。

 

 

・・・・・・

 

 

DARGO JAPAN 酒造(以下、DJ酒造)が掲げる壮大な経営計画の元では、数百種類以上のお酒が並ぶ酒屋さんの売場は「戦場」と捉えています。

 


それは日本でも世界でも、DJ酒造はどこの酒屋さんでもそういう状況だと考えました。

 


熊本の並木坂で青春時代を過ごした古着・アメカジが大好きなDJ酒造の社長は、世界のビール業界でもトップシェアを誇る【Budweiser/バドワイザー】のラベルパッケージを参考に捉え、焼酎ももっとクールにカッコよく、ファッション性のあるラベルにすることを誓ったのです。

 


そこで対抗策として、”KING OF BEER”と唱えるBudweiserに対し、DJ酒造は”KING OF JAPANESE SHOCHU"と表記して世界へ打って出ます。

 

 

 

 

その焼酎のネーミングは「鹿児島

 


DJ酒造が本社を構える地元の県名を商品名にしたのです。

 


ラベルデザイン中央には鹿児島の象徴ともいえる桜島を背景に、「鹿児島」のラベルネームを筆文字で勢いよく表現しました。
そして両端には芋焼酎の命である原材料の「芋」の葉っぱを沿えています。

 

 


そしてデザイン下部の英語表記にはこんなメッセージが・・・

 

 

 


"The best Japanese Shochu is rooted in the local"
"and Shochu intoxicating the world"

 

 


これは「日本で一番おいしい焼酎は地域に根付いている。そして焼酎は世界を酔わせる」という意味で、世界を酔わせる焼酎はローカルから発信されることを堂々と表現しています。

 


また、”オール鹿児島で世界にむけて芋焼酎を発信する”という意味合いも込めて、パッケージラベルには鹿児島県酒造組合の公式サイト 蔵元一覧にも掲載されている「鹿児島」「伊集院」「知覧」「指宿」「川内」「加治木」「大隅」「出水」「鹿屋」「種子島」「奄美」の11箇所の地名を掲載し、DJ酒造は世界と勝負する意思を最大限に表します。

 


こうしてDARGO JAPAN酒造がつくり上げる地域に根付いた芋焼酎は世界へ続々と出荷され、徐々に「世界一おいしい芋焼酎」は「鹿児島産」と認知されていき、歴史に名を残していくのでした。

 


そしてこの酒造メーカーは先ほどご紹介した蔵元11地域のどこかに存在します。
試飲も大歓迎のようですし、気になる方は是非このT-shirtを着て、蔵元を訪ねてみてくださいね。

 


きっと鹿児島のおいしい芋焼酎があなたを出迎えてくれるはず。

 


そんなウソのような本当のような、とある酒造メーカーの話です。

 

 

・・・・・・

 

 

”KAGOSHIMA CITY” T-shirtは前回の”FUKUOKA CITY” T-shirtから1年4ヵ月ぶりとなった新作アイテムです。
アパレルブランドのリリースペースとしてはとてつもなく有り得ない間の空き方ですが、その分とてもチカラを込めて描き上げました。

 


そもそも鹿児島県民ではないボクが鹿児島のT-shirtを製作することがナンセンスというか。
地元のT-shirtって地元の人がつくるものだと思うんです。

 


でもボクは九州が好きですし、九州をモチーフにしたファッションとして着用できる”ひねり”のあるT-shirtって存在しないから、自分で作りはじめたことがDARGOを始めたきっかけでもあります。

 


そこで、他県民がよその県をイメージしたT-shirtを製作する際、完成したものは地元に住んでいらっしゃる方に応援してもらえるようなクオリティでないといけないと思っています。

 


そう決心した上で、デザイナーZaitsuと一進一退の攻防が始まり、想いを込めて製作しました。

 


何度も何度もラフをやり直し、もうこれ以上は修正点が無いほど描き直しました。

 


ファッション業界の末端の小さなT-shirtブランドですし、やるなら大手がやっていないようなコトをやりたいので、そういう意味では今回もすごく満足したシルクスクリーンT-shirtが完成したと思っています。

 


鹿児島出身の方、鹿児島在住の方、そして芋焼酎がお好きな方には特におススメです。

 


ご自分が生まれ育った街や、その名産品と気持ちを重ねることができるひとつのツールとして、このT-shirtにお気軽に袖を通してみてください。

 


ご注文を頂いた後、1点ずつ心を込めて手刷りでプリントを施すため発送までに4~7日ほどお時間を頂きますがご了承くださいませ。

 

 

【DARGO】
"KAGOSHIMA CITY" T-shirt
color:ホワイト・グレー・ブラック
size:S, M, L, XL
price:4536yen (in tax)

<ONLINE STORE>
ホワイトはコチラからどうぞ
グレーはコチラからどうぞ
ブラックはコチラからどうぞ

 

 

 

 

<追記>
このT-shirtを着用して鹿児島の芋焼酎を飲むと通常の倍以上においしく感じるため、くれぐれも飲みすぎにはご注意ください

 

 

 

 

 

Narimatsu
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熊本市下南部にあるジョンブルアンティーク内にてショールーム兼工房を構えて作業中です

 

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ジョンブルアンティーク内
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定休日/毎週火曜日

 

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・1点1点、手刷りでTシャツにプリントするということ
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