いつも熊本発インディーズT-shirtブランド【DARGO】のブログをご覧いただきありがとうございます。
定番のDARGOロゴのオーダーを好評受付中です。
【DARGO】"DARGO Logo" Heavy Weight Sweat Shirt
color:BLACK, NAVY
size:S, M, L, XL, XXL
price:8800yen (in tax)
12onz Heavy Weight & Reverse Weave Type.
【ネイビー】(CLICK!!)
リバースウィーブタイプなので両脇はリブ切り替えになっています。
クラシカルな昔のアメリカのスウェットの雰囲気を出すためにアームホールはあえて大き目なつくりに。
ネックも本当に強くてしっかりしています。何度洗濯しても伸び知らず。
職業柄、毎日スウェット着ていますがまったく伸びる気配しません。
【STYLE】171㎝ 60kg / LARGE着用
【STYLE】171㎝ 60kg / LARGE着用
【ブラック】(CLICK!!)
【STYLE】171㎝ 60kg / LARGE着用
トラッカーキャップと合わせてこんな組み合わせも大好きです。ブラック×オレンジ縛り。
【STYLE】171cm 60g / LARGE
・・・で、今シーズンから特にこだわりを強化したのがプリント部分。
DARGOは熊本発インディーズT-shirtブランドです。
昔ながらなアメリカのプリントウェアの雰囲気を表現するために、もちろんプリントはシルクスクリーンを使い、熊本市内の専用スタジオにて手刷りで1枚1枚おこなっています。
今回ご紹介させていただくロゴスウェット
ただロゴをプリントしただけのように見られるのは嫌だし、1色刷りだからこそシンプルにDARGOらしさを感じていただく方法はないのか模索していました。
例えばメモ用紙やコピー用紙など、
"紙" って白色が基準ですよね。
あれは文字情報を記す際、白色の上から濃い色(暗い色)を書いたらハッキリ見えるので一般的に流通している紙は "白色" が主流になっています。
POP用紙などは水色や黄色などあるので用途によっては別ですが、今後もメモ用紙やコピー用紙で黒色が主流になることは考えにくいでしょう。
なぜかといえば、濃色(暗色)の上から明るい色を印刷しても下地の濃色(暗色)が透けてくるので、明るい色が映らないんです。
その理論を踏まえた上で言いますが、
それでも、どーーしても神々しいプリントを濃色の上から印刷したい。
これがベッタリした油性インクなら全然可能なのですが、うちは1970年代~80年代前後のプリントで使用されていた水性インクで表現したいので、どうしても水性だと粘度の関係で濃度が足りない。
これまでは濃色生地にイエローなどの明色をプリントする場合は、直接イエローを何度も重ねていました。
それでも十分な発色でしたが、さらに発色を良くできるんじゃないかと考え、下地を引くことに。
濃色がどうのこうの言うなら、下地で白色を作ればいいんです。
生産時間やインク代は増えますが手間暇惜しまず…。
一度すべてに白を引きます。そして乾燥させる。
その後、上から黄色を塗る。
この時点でイエローは2回プリントを重ねています。
1回目のシャレにならんくらい薄いシャーベットイエローを乗り越え、2回目でなんとか人前に出せるような濃さに。
(写真 無加工)
そして3回目。ようやく僕がイメージする黄身のようなイエローの濃さに。
(写真 無加工)
僕はここまでやることで初めて "手刷りでやってます" という言葉に意味が生まれると思うんです。
クリエーションの観点から見れば、逆にここまでこだわってもお客様に気付いていただけない、分かってもらえないなら手間をかける意味はないのでは?という論もあるのですが、それをどう捉えるかは人それぞれで、僕は売れなくても、伝わらなくても、こだわっていきたい。
そして僕のこだわりは "ただの腕試し" ではなく、お客様が袖を通していただいて、それを着てお友達や家族と遊びに行かれた際に「それ、いいね!」って純粋に言ってもらえるようなキッカケになりたいんです。
ましてや熊本でプリントウェアを製作するのなら、1色刷りでも覇気を感じていただけるウェアをお届けしていきたいものです。
堅牢で耐久性が高く、保温性も備えた裏起毛素材のヘビーウェイトスウェットはシンプルなロゴで配色することで着回しやすく企画しました。
是非一度袖を通してみられてください。
DARGO / Narimatsu