【お盆休みは九州の小京都 "人吉" へ】 | DARGO

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2024/08/31 15:29

いつも熊本発インディーズT-shirtブランド【DARGO】のブログご覧いただきありがとうございます



カレンダー上のお盆休みが終わり、世間はまったりムード。
ウチはアパレルなのでお盆期間は書き入れ時。
販売・接客・SNS更新・資材関係の管理(発注等)・取引先との打ち合わせ・通販対応など、大忙しでした。


ということで、8月下旬に遅ればせながらお盆休みを頂戴し、行ってきました男二人旅「人吉」へ。




高速降りて、まずは腹ごしらえ。
名店「上村うなぎ屋」へ。台風が九州に近づいていた影響か、観光客の方も少なく、並ばずにサクッと入店できました(奇跡!)




うなぎはふっくらとしており、とても美味しかったです。肝吸いも沁みた。生きててよかった(笑)





その後、ソッコーで球磨川 清流下り。

船頭さんの後ろ姿がカッコいい。
目の前に見える大きな橋は令和2年7月豪雨で流された橋だそうです。



清流下りは人吉に新しくできた八千場(HASSENBA)から船に乗ります。
※電話で予約することをオススメします



和船のオールドな佇まいがまさにNIPPON!🗾

江戸時代、人吉城と城下町を結ぶ橋は1本しかなかったと言われています。
そのため、対岸と往来をするには川舟が用いられ、川沿いには多くの舟渡場があったと言われています。
渡船は城内と商人町、侍町との交通手段でありましたが、梅花の渡は五日町裏の渡し場のことです。
球磨川くだりの梅花の渡しでは人吉城址の石垣を間近で眺めることができ、春は桜、初夏の新緑、秋は紅葉が見どころとなり、まさに人吉の四季を感じることができる風情ある遊覧体験です。




船を漕がなくていいエリアでは船頭さんが人吉・球磨の自然や歴史について語ってくれます。
川の音と涼しい風がめっちゃ気持ちよかった。




その後、船を降りて国宝・青井阿蘇神社へ。





むっちゃデカい。そしてさすがのつくりです。
こちらでは健康祈願・商売繫盛をお願いいたしました。



お参りが終わり、一服しますか、ということで
近所の麻葉珈琲へ。

(写真は公式HPより引用)
外観はこのようになっており、古い建物をリノベーションしています。オシャレ。



店内2階はこんな感じ。
天井から吊り下げられているオブジェは「きじ馬」という人吉・球磨地方のシンボルのようなものだそうです。
青井阿蘇神社にも沢山ありましたが心にグッと入ってくるものがありますね。



友人はマシュマロ乗せを注文。
僕は水出し珈琲と抹茶のテリーヌをお願いしました。
で、この抹茶テリーヌが超絶美味しかったです…!




麻葉珈琲を出発し、本日の宿へ。
「おおがの宿」さんで素泊まり。温泉は24時間入浴ができましたよ!



で、人吉の夜の街へ繰り出します!
こっからが旅の醍醐味ではないでしょうか?!笑


人吉グルメについて何も情報がないので、行き当たりばったりで入店した人吉駅前の「郷土料理 四季」さんへ。

ここが大当たり。全部美味しい。何食べても美味しい。
素材を丁寧に大切にされているのが料理から伝わってきます。
大将と女将さんの雰囲気も優しくて、とても素敵なお店でした。
人吉を舞台にしたドラマ撮影の際、芸能人の方々もこぞってご来店していたそうです。



まず、お刺身。
器に氷を盛ってくれるの嬉しすぎます。
熊本市内では もはや見ない盛り付け。
お刺身が暑さでねまらないので美味しく食べることができました。



次にからし蓮根。俺たち熊本人の魂。




で、ヤマメ!
人吉料理っぽいものをということでチョイスしました。

初めて食べるのでどうかな~と不安でしたが大当たり!めっっっっちゃ美味しかったです!



最後は豚汁でシメ!
人吉・球磨ということで山料理っぽいものを中心に酒を楽しみました。
あぁ~~ 全部おいしい。

※ちなみに写真には写っていませんがおにぎりも頼みました。水上村のお米を使っていらっしゃって、バツグンにおいしかったです。



で、次は人吉の飲み屋街へ。



常連のお客様Rさんからオススメいただいた「シシリアン」さんに。


健全!

おいしいお酒、そして饒舌なマスターのトークに酔いしれます。


シシリアンさんはビル2階なんですが、令和2年7月豪雨ではドアのひざ元まで水が襲いかかってきたそうです。


水害の写真も拝見いたしましたが何とも言葉にできませんでしたね。
自分も2016年の熊本地震を被災しましたが、熊本市内の自宅は大丈夫でしたし、揺れて落ちたモノは掃除して元に戻すだけで。
それと比べて "水" の災害はまた別次元のように感じました。


でも、街は元に戻ったように明るい雰囲気で、地域の方々のパワーや当時のボランティアさんの尽力のおかげで今日、僕も安心して楽しく人吉を散策することができました。本当に頭が上がりません。感謝の気持ちでいっぱいです。



"かつて文豪・司馬遼太郎が紀行文「街道をゆく」の中で、日本でもっとも豊かな隠れ里と記した人吉球磨。
相良藩400年の歴史が築いた城下町、清流球磨川がゆったりと流れる町並み" 


と、とあるサイトで人吉を表す文章を見つけたのですが、本当そのとおり。
同じ熊本人ですが熊本市とは違う、奥ゆかしさのある街並みに心をゆっくりと奪われました。



(初日に撮った綺麗な夕暮れ時の球磨川。翌日、2024年 台風10号の影響で雨模様でした)



『水害はあったけど、やっぱ俺たちは
球磨川と一緒にあるとたいね~』


清流くだりの船頭さんも、
シシリアンさんのマスターも、
同じことをおっしゃっていました。


人吉のシンボル球磨川に想いを馳せ、
DARGOは次なる秋冬シーズンへ。


さて、9月!



~ "毎年いきたい人吉に" な Narimatsu~

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