さて、先日、県立熊本工業高校にてシルクスクリーンプリントの授業をおこなってきました。

生徒さんは繊維科（現・テキスタイルデザイン科）の希望者10名。

"熊工" といえば伝統校で、個人的には野球部のイメージが強くて、'96夏 奇跡のバックホームでも有名ですよね。

現在、大規模工事中のため校舎を建て替え中でして、僕が授業させてもらった教室はご覧の通りとてもキレイ！

みなさん真剣に話を聞いてくれています。

シルクスクリーンの説明を行い、

ボディを選んでいただき、

いざ、プリント！！！

担当のN先生にも体験していただきました(>_<)

飛び入りで急遽参加のお若い先生もプリント！

入室して3分後くらいにはプリントさせられていたと思います（笑）

3人1組で好きな色を選んでいただいて、ご本人たちに手刷りしてもらいました！

しかも2版構成で豪華版！（①白ベタ ②文字色）

緊張しつつも笑顔で楽しみ生徒さんたち

白×ネイビーのチョイスはシブいですね～～。先生、しびれました！

お見事です★

青春やん…！

プリント位置も最高ですね～～とか、言ってるシーンだったかな？（笑）

普段からよく見かけるプリントTシャツでも、自分で刷るとなると緊張しますよね！

そういえばインクの水洗いもお手伝いしていただきました。完璧！

先生たちチョイスのこちらの色もカッコよかったですね～～。

ちなみにウェアは廊下にサンプルとして飾っていただきました＾＾

最後は記念撮影。

みんな、それっぽくお洒落に着こなしてくれたので、作業服がDickies 874に見えるという現象が起きました。

さすがZ世代！Y2Kルックもお手の物（笑）

４月に開催された江津湖レインボーマーケットで出会ったN先生からのお願いで、熊本工業高校・繊維科（現・テキスタイルデザイン科）さんへ授業を行ってきました。

今回の授業のテーマは「プリント体験＋情報発信」

僕はスタイリングの楽しさまで含めた色合わせを大切にしています。

Ｔシャツのプリントも印刷するだけなら、まぁ、誰でもできますが、着て楽しい色をプリントしてみようとなるとハードルが一段階上がるんですね。

そして、それを体験したことを彼女らのSNSにて発信してもらう。

急に厳しいこと言っちゃいますが、誰にも知られていないって下に埋もれてしまうので、創作活動や企業活動が進めば進むほど困難なものになっていきます。

この人口減少＆高齢化時代に加えて、モノとサービスが飽和しているので、自分たちの魅力を外に向けて発信して認知してもらわなければいけませんし、彼女らもいつかは社会人になるので「競争力を勝ち取る技術」と「認知してもらう情報発信」をセットで体感してもらうのが今回の授業の目的でした。

僕、ブランド初期の頃は技術にしか考えが及んでおらず、今振り返ると勿体ない時間の使い方をしていた部分も反省としてあるので、インプットからアウトプットまでを体感してもらうのが今回の授業のねらい。（ゆるい感じで）

そして最後は彼女らの笑顔に元気をいただけました！

こちらも勉強させていただけましたし、何より楽しかったです。

熊本工業高校・繊維科の皆様、本当にありがとうございました！

DARGO / Narimatsu