【DARGO 2024年 始まります】 | DARGO

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2024/01/01 16:17

あけましておめでとうございます。

謹んで新春をお祝い申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。


元旦、早起きして熊本城へ。


何時だったかな。確か6時半くらい(笑)
サクラマチに到着。お月さまが見えるくらい早朝。




目指すは加藤神社でしたが、熊本城を通過する際、二の丸広場に人だかりが。
どうやら初日の出を見る人たちのようです。
全然頭にもなかったことでしたが折角なので待ってみることに。




数十分待って、昇ってきました!
熊本城の天辺から朝陽が昇ると想像していましたが、意外と離れていますね(笑)
でも縁起が良いです。待ってみたらスッキリした気持ちに。




ちなみに こんなに人がたくさん。
さすが御来光!!!
DARGOも太陽のような存在になりたいものです…(笑)




そして目的地の加藤神社へ。

 

御守護を買って~~、




おみくじも引いたら大吉。
幸先よかですね(今のところは 笑)




加藤神社から眺める熊本城、相変わらずカッコよかったです。県外のお客様、この角度は熊本県民にはお馴染みの角度なんです!




最後は城祭苑でくまモンの人形焼(くりーむ)を食べたのですがお参りが丁度良い散歩になり、




最後はサクラマチの黒亭にオープン前から並んで1巡目で入店。

元旦から焦がしニンニク注入です!マジで美味かった!最高!
ちなみにその後はお察しの通り、大行列。
ラーメンパワーおそるべし…。


2024年も頑張っていきます!!!



さて、こちらの加藤神社をあらためて調べてみました。


【加藤神社とは…】
熊本城内にある神社で、戦国時代の武将・加藤清正公を主祭神としています。


 1871年(明治4年)の神仏分離令にともない、
現在の熊本城本丸と宇土櫓の間に
「錦山神社」として建立され、
その後、1874年(明治7年)に熊本市京町に遷宮、1962年(昭和37年)に熊本市本丸に移りました。


" 熊本城内に鎮座し、戦国武将のセイショコさん(加藤清正公)を祀る。 
虎退治や負け無しの戦をしてきた武将として知られ、また、加藤(勝とう)にちなみ勝負運にご利益が" とのこと。




僕、毎年お正月は天岩戸神社や高千穂神社(ともに宮崎県)へお参りに行っていたのですが、なぜか今年一発目は加藤神社へ行きたくなったのです。


思えば昨年秋ごろから "とある事" に対して、
強く願う想いが沸々と内側から湧いてきました。


それは『最低でも熊本一のブランドになる』
という目標です。


2015年、熊本市南区良町
当時一緒にユニットを組んでいたデザイナーZaitsuの自宅、その四畳半の部屋から始まったDARGOですが、現在9年目を走っています。
2024年9月で9周年。同年10月から10年目のスタートなんです(2025年9月で10周年)


ずっとシルクスクリーンを中心にブランドとして
アイテムを製作してきたわけですが、
本当、下積みしながら前に進んでいると思います。


ブームに乗っかったわけでもない。
都会の一等地で洋服を売っているわけでもない。
僕に大きな後ろ盾があるわけでもない。
元○○(前職のショップ名)でメシ喰っているわけでもない。
極端に高いモノを売りつけているわけでもない。


寝る時間を惜しんでプリントしているし、
帰宅後、洋服製作の書籍や在庫運用の
レポート(論文)も読んで勉強しています。


そして この9年間、
ひたすら技術ばかり追い求めてきました。
その代償で身体も壊しました。(2019年夏 パニック障害を発作。1年間の治療を経て、現在は完治)


迷惑もかけたし、大なり 小なり
失ったモノもあります。


欲張っちゃいけないと自分の気持ちにフタをしてきましたが、せっかくここまでやってきたし、初めて目標を描きたいと想うようになったのが昨年10月頃。9年目がスタートして色々振り返った瞬間でした。


これから先、現状維持ではなく、
前に大きく前進するしかない。


DARGOという地方発の小さなブランドのドラマの展開上、それしかない!と強く信じています。


それで何をするか。
具体的には【MADE IN JAPAN / 日本製ウェア】の特化です


引用:WWD JAPAN(アパレルの国産比率「1.5%」 過去20年で生産量6分の1に)



事実は記事に記載されている通りですが、
ウチは日本製が減っているから復活させるために
日本製に取り組むというわけではありません。
(だって販売価格が高くなるし)


自分が思うウェアをゼロから形にする際、
高品質で丁寧に縫製し、綺麗に形にしたいので
MADE IN JAPANを選んでいます。


襟、アーム、ヒップ、裾
もうね、正面から見ても横、後ろから見ても
出で立ちが最高なんですよ、日本製。


大人をさらに大人に見せてくれるというか、
頑張って働いた大人の休日のウェアに相応しい
って、やっぱり高品質な服なんです。


で、高品質は高い。(すみません!)
でも、お仕事を頑張ったアナタに
相応しい服をDARGOはつくります!


7年目 2021~2022年くらいからテーパードイージーパンツを皮切りに、ゆっくりと日本製をスタートしていましたが、ここに来て本格的に特化していきます。


かねてより常連さんから
「値段が安い」「もっと高い服が見たい」
そのようなお声を頂戴することが増えており、
これはブランド最初期では考えられない状況で、
常連の皆様の期待に応えるために洋服ブランドとしてのレパートリーを増やそうという考えです。


売上だけ増やしたいのであれば、これまでどおりのモノづくりをやって、あとは僕が蚤の市やマルシェ的なイベントに参加を増やせばいいだけなのですが "地方が盛り上がる" "見て楽しいブランド" ってそうじゃないですよね。
意外と普段買わないような金額のアイテムも織り交ざっているんですよ、ちゃんと良いブランドって。


ブランドとしても僕個人としても、やっぱりお客様をカッコよくしたいし、お客様にも周りの家族や友人方に「それ、いいね」って褒められるようになってほしいんですよね。会話が生まれる洋服をつくりたいというか。
冷静に今、そんな洋服少なくなっている気がしますし、その一端をDARGOが担いたいんです。



久々に長い文章を書いています。
若干本題から遠回りしている感じもありますが、
25でブランドを始めた僕も34歳になり40歳までの
人生をどうやって生きるか考えるようになりました。


ブランドなんて毎年どころか毎月が契約更改みたいなもので、出来る時にやりたいことやらないと後悔だけ残ってしまいます。
今が一番若いから人生勿体ないな、と。


とはいえ日本製比率最大50%が1.5%へ
大きく減少中にも関わらず
そこに飛び込むのは正気の沙汰ではありません。


ハイリスクしかありませんが、
やります。挑戦します。
恐怖ですが、失敗は上等!
一番の失敗は挑戦しないこと。


そう言い聞かせ、熊本のDARGOは
『最低でも熊本一のブランドになる』
これをテーマに成長していきます。


お客様には商品をお買い上げいただくので 
"応援してください" と言う立場にありませんが、
皆様の日々のストレスが吹っ飛ぶような
カッコいいモノをこれからも
ずっと作っていくので、是非ご期待ください!


忙しくて中々ブログを書くこともできなかった昨年ですが、たまには想いを添えてみます。
無敗の漢 "加藤清正" へ、昨年までの沢山の失敗を報告しに行くのも野暮なことかもしれませんが…(笑)


2024年も沢山挑戦し、失敗し、そして自信をつけて2025年に走り抜けていこうと思います。


小規模とはいえ、曲がりなりにもアパレルブランドなのでこんな風に語るのもどうかと思われがちですが、これがDARGOなので。
一生懸命がんばります!

長々と最後までご精読いただき有り難う御座いました!本年も変わらぬご愛顧のほど宜しくお願いいたします。



2024. 01. 01 元日
感謝と願いを込めて。
DARGO代表 Narimatsu



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